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院長先生

― 獣医師(練馬区)―

三科 保 院長/ミシナ動物病院(その他・犬)の院長紹介ページ

三科 保 院長

TAMOTSU MISHINA

動物だけを診るのではなく、家族を含めた周囲にまで思いをきたし、最善の医療を提供。

鳥取大学獣医学科を卒業後、勤務医を経て、1986年に『ミシナ動物病院』を開院。2013年
に現在の場所へと移転(東京メトロ「千川駅」より徒歩7分、東京メトロ「要町駅」より徒歩8分)。

三科 保 院長

三科 保 院長

ミシナ動物病院

練馬区/豊島区千早2-28-10/千川駅  要町駅

  • ●犬
  • ●猫
  • ●ハムスター
  • ●フェレット
  • ●ウサギ
  • ●鳥
  • ●その他

人との出会いに導かれ、悩んだ末にたどりついた今

三科 保 院長

高校3年の受験時に、獣医を目指している方と出会いました。彼は岩手の出身で、牧場主の息子さんでした。青函連絡船の車中で彼の獣医を目指す情熱にふれ、それでこちらも、「獣医を目指そう」ということになったのです。ですから、あの時彼と出会わなければ、今の自分はなかったでしょうね。
しかし、動機が動機なものですから、大学に行ってもろくに勉強に身が入りませんでした。国家試験は受かりましたが、その先がなかなか……。行くあても定まららないまま、時間だけが無為に過ぎていきました。そんな私を見かねたのか、先輩が養鶏場の仕事を推薦してくださいました。先輩とは今でもお付き合いが続いてるのですけども、ある意味、息子を見るような気持ちだったのかもしれません。私の将来をおもんばかり、世話をしてくださったのです。そこで仕事をするようになって、ようやく獣医として生きていく覚悟が定まっていきました。
その後、都内の動物病院で修行を積んだ私は、1986年に要町で開業を迎えました。今の場所に移ってきたのが、2013年のことになります(東京メトロ有楽町線・副都心線「千川駅」より徒歩7分、東京メトロ有楽町線・副都心線「要町駅」より徒歩8分)。
今振り返っても、ふらふらしていたあの時期は本当に自分で自分が情けなかったですね。世の中にこんなに無力で何もできない人間がいるのかと、ずいぶん悩んだものです。ただ、格好をつけるわけではないのですが、あの悩み苦しんだ時期があったから、今の私がいるのだとも思っています。
それと、妻の「動物ファースト」からの、手きびしいアドバイスに鍛えられました。ある意味、私を育ててくれたのは妻であり患者さんたちです。

「人以外はすべて診る」ことが、開業以来のポリシー

三科 保 院長

犬が4割、猫が5割で、残りの1割が鳥やハムスター、ウサギやフェレットという割合です。私は、「人以外は診る」ということをポリシーにしています。養鶏場にいた時にはニワトリを診ていましたし、勤務医時代は馬も診ていたものですから、その経験を生かしてということでしょうか。
昨今は動物の世界でも高度医療化が進み、例えばハムスターでもそれを専門に診る先生が増えてきました。最初の入り口として私が診ることに変わりはありませんが、その後、たとえば難症例であれば、専門の先生を紹介するといったこともしています。
選択されるのは、あくまで飼い主さんです。それ以前に、「私は診れません」というのは不親切かなとも思いますし、すべての動物を診ることによって獣医師としてのスキルが上がる面もあります。どちらにせよ、自分のできる範囲で最善を尽くすという姿勢に変わりはありません。

周囲の環境にまで目を配ることが獣医療では大切

三科 保 院長

動物を診るのはもちろんですが、飼い主さんを始め、周囲の方にまで目を向けていかないと、時に判断を誤ることがあります。
「吐き気がとまらない」と駆け込んでこられたダックスの飼い主さんがいらっしゃいました。大学病院では「手術しかない」と判断され、セカンドオピニオンという形で頼っていらしたのです。
よくよく話を聞いてみますと、独身の時に女性が飼い始めたらしいのですが、その方が結婚するとご主人を攻撃するようになり、赤ちゃんが生まれると、今度はその赤ちゃんを、という具合でした。人で言えば、嫉妬心に駆られたということでしょう。私はその子を飼い主さんから離し、女性のお母さんの元であずかっていただくようにおすすめしました。あれから2年が経ちますが、手術をすることなくその子は元気に生きています。ここで重要なのは、その状況をこれまで掛かってきた病院でも繰り返しお話しされているということです。にもかかわらず検査だけが進んでしまい、今日明日にも手術をしなければ、という結論になっていたのです。無論、検査は重要です。それ抜きに治療を進めることはできませんが、環境という要素を除外して治療を進めようとすれば、思わぬ落とし穴が待ち受けているという認識を持つべきだと思います。

ゆるやかに体調を整えていくのに、漢方が有効

1992年代に漢方を取り入れ始めました。獣医療で漢方を導入したのは、比較的早いほうかもしれません。漢方は、吐き気や下痢などの胃腸の症状、腎臓病に対して有効です。私は建物に例え、上物である建家は西洋医学が、土台に対しては漢方による治療が適しているととらえています。漢方は効果がすぐにあらわれるというものではありませんが、長期に渡って体質改善をはかり、免疫力を向上させる働きが期待できます。なかなか治らない皮膚病、あるいは癌の末期で他に方法がないとき、漢方を頼りに来院される飼い主さんが多くおられます。

これから受診される飼い主さんへ

「母子一体」という考えがあります。犬の場合は特にその傾向が強く、飼い主さんの心の変化を感じて、それが体調にあらわれることがあります。出産や育児、就職、引っ越しなど、飼い主さんの側の環境の変化も動物には大きな影響を与えるのです。
動物たちの体調に気を配ることと並行して、飼い方であったり、人の側の環境というものにも目を配っていただければと思います。

※上記記事は2016年12月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

三科 保 院長 MEMO

  • 出身地:東京都
  • 趣味:1人で散策、家族で食べ歩き、美術館めぐり
  • 好きな作家:村上春樹、ドストエフスキー、遠藤周作、アラン
  • 好きな映画:フェリーニのアマルコルド
  • 座右の銘:スモール・イズ・ビューティフル(E・F・シューマッハ)
  • 好きな音楽:ジャズ、クラシック
  • 好きな場所・好きな観光地:自宅・京都、奈良、上野

CLINIC INFORMATION

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