エルマーどうぶつ病院

手塚 哲志 院長への独自インタビュー

地域に密着した病院を進化させて

高校3年生の時にアメリカに留学しました。そのままあちらの大学、いわゆるカレッジへと入り、カリフォルニア大学でアニマルサイエンスを専攻し、帰国後に麻布大学獣医学部に編入した形になります。アメリカのシステムでは、化学・生物を大学で学び卒業後に、医学・獣医学に進学します。後者を選んだのは、父も姉も獣医師だった環境もあったでしょうし、どちらに進むにしろ、命を救うことに変わりはないという思いがあったからでしょう。
当院は、2020年9月より前の院長である佐野先生から院長職を引き継いだ形となりました。内装には自ら手を入れましたが、普通のおうちのような外観は以前のままです。「うちに帰ってくる感じで動物を連れてきてほしい」というのが、佐野先生が意図されたところでした。そのコンセプトを引き継ぎ、医療のブラッシュアップをはかって設備を整え、新たなスタートを切る形となりました。

質の高い医療を提供していきたい

アットホームな病院であることに加え、質の高い医療を提供していきたいと考えています。個人的な思いとして、「この検査はできません」と飼い主さんに告げることはできるだけ避けたいのです。当院では治療だけでなく、その前後の診断や経過も重要だと考えています。また、診断に必要となる機器も可能なかぎり揃えていこうと思っています。検査・治療機器がないことでの治療の制限が極力飼い主様にかからない様に努めていくつもりです。飼い主さんからこの病院に任せれば安心と思っていただける病院作りを心がけています。

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