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下村 洋 院長

HIROSHI SHIMOMURA

いつ何時でも、いらした方はすべて診る
「駅前のコンビニエンス・クリニック」がコンセプト

大学卒業後、小児科医として経験を重ねる。大学病院で20年あまり診療を続けた後、清瀬市にて開業。現在は、「練馬駅」そばに場所を移し、地域住民の健康をサポートしている。

下村 洋 院長

下村 洋 院長

武蔵野総合クリニック練馬

練馬区/練馬/練馬駅

  • ●内科
  • ●耳鼻咽喉科
  • ●人工透析内科
  • ●人工透析内科
  • ●腎臓内科
  • ●腎臓内科
  • ●外科
  • ●外科
  • ●小児耳鼻咽喉科
  • ●小児耳鼻咽喉科
  • ●小児外科
  • ●小児外科

獣医師だった父の背中を追って、医療の世界へ

下村 洋 院長

父は獣医師でした。私は子供の頃から父に連れられ、往診に行ったり診療の手伝いをしており、医療へと向かう最初のきっかけはここにあったように思います。私の出身は宮崎県・都城市という、山に囲まれた盆地です。こどものころから、山の向こうの広い世界に憧れがあり、「船医となって世界中を旅する」ことを夢見ていました。今振り返りますと、若さゆえの夢だったというところでしょうかね。
昭和43年(1968年)に日本で初めての小児外科講座が順天堂大学で開設されました。パイオニア精神と言いましょうか、私は大学も第一期生でしたし、専門を選ぶ際も、誰もやったことのない新しい学問を手掛けたいと考え、順天堂大学で小児外科医を目指すことにしました。しかし、大学に20数年勤務していますと、医者としての実務よりも管理職の仕事の方が中心になってきます。私は「生涯現役の医者」として臨床にたずさわりたいと考えていましたので、大学を辞し、、1999年に『武蔵野総合クリニック』を清瀬で開院することになります。『武蔵野総合クリニック練馬』は、順洋会の新たな拠点として、2014年10月にオープンしたクリニックです(都営大江戸線/西武池袋線・練馬駅より徒歩1分)。

「駅前のコンビニエンス・クリニック」をコンセプトに、あらゆるニーズに対応

下村 洋 院長

私どもは、『駅前のコンビニエンス・クリニック』を合言葉にここまでやってまいりました。武蔵野総合クリニックを開院する当時、医療の専門化が進み、専門医ブームの中で「専門医は専門科しか診ない」という風潮がありました。しかし、私の信念は、「かかりつけ医たるもの、いつ何時でも、いらした方はすべて診るべき」というものでした。この信念に基づいて、『駅前のコンビニエンス・クリニック』をずっと続けています。
武蔵野総合クリニック、武蔵野総合クリニック練馬には、総合診療科という科があります。内科医であろうと外科医であろうと、小児科であろうと整形外科であろうと、専門の区別なく、まずは何でも診る。無論、1人の人間がすべてを深く診ることはできませんが、最初の入口を各々が診ていき、その結果、自分が診られないものについてはそれができる病院へ、あるいは、それが可能な先生に話を持っていく。みんなで協力し合い、適切な医療を提供していくのが総合診療科です。
また、最近は医師のマンパワー不足の問題もあり、患者さんが気軽に大学病院に受診することができなくなってしまいました。当院では、近くにある順天堂大学の先生方が、こちらで外来を担当してくれています。患者さんからすれば、ここに来れば大学病院の先生に診てもらえるというのは、非常に安心感があるのではないでしょうか。

外来診療、在宅診療を通して、地域医療に貢献する

下村 洋 院長

地域医療連携の中心となる在宅診療は、武蔵野総合クリニックを開業した時から始めていますが、最近、その必要性をますます感じています。開業医として17年目(2016年現在)になりますと、患者さんもだんだんお年をめされてきます。中には病院に自分の足でたどり着けないという方も出てきます。ならば、我々が出向いて行かないとダメだということで、現在、在宅診療の患者さんは300人ほどになりました。もちろん武蔵野総合クリニック練馬でも、開院当初から在宅診療の取り組みを行っています。練馬区はこれから高齢化が進む地域ですから、在宅診療はもっと必要になるでしょう。
私どもは現在、在宅診療を専門におこなう医師を3名揃え、機能強化型・在宅療養支援診療所として地域医療に従事しています。「いつまでも住み慣れたお家で暮らしたい」という患者さんの思いを叶えるためには、医師・看護師・薬剤師・介護福祉士・ケアマネージャーなど多職種の協力と、法人内連携・法人外連携を組み合わせた医療資源の活用が大切です。
安心感がいつまでもつながる形で、循環型の地域医療連携を目指していきます。

透析患者さんの負担軽減に最大限配慮した透析センター

当院の透析センターは平成26年に開設されました。慢性腎不全の患者様に対する血液浄化療法が中心ですが、LDLアフェレーシスなど様々な疾患に対する血液浄化療法も必要に応じて行うことが可能です。現在28台の透析監視装置のうち10台でオンライン血液濾過透析(OHDF)を行っています。このOHDFは、透析困難症や透析アミロイドーシスに対する効果が期待される比較的新しい治療法です。OHDFを行うためには厳しい透析液の水質管理が求められますが、当院は開院当初より積極的に透析液の清浄化に取り組んできており、透析液のエンドトキシン活性値/生菌数は、ともに日本透析医学会の規定する超純粋透析液の基準値をクリアしています。順次装置を変更していく予定であります。透析医療の質を向上させるための取り組みとして、症例検討会などで透析技術/知識の習得を図るとともに、学会発表を通じて積極的に他施設と交流し、最新の治療を取り入れるべく日々研鑽を続けております。
透析/腎臓専門医が常駐しておりますので、何でもお気軽にご相談ください。
また透析患者さんは、1回4時間、週に3回として1週間に12時間をベッドの上で過ごすわけですので、その時間をできるだけ快適に送っていただきたいと思っています。施設のベッドには3モーター付きフランスベッドを採用し、退屈されることがないよう専用のテレビを備え、DVDの貸し出し等も行っています。

これから受診される患者さんへ

ご本人のお悩みはもちろん、ご家族の健康のことで心配なことがあれば、何でもご相談していただければと思います。駅前のかかりつけ医として、外来から看取りまで、そのすべてを診ていく体制を構築し、みなさんが安心して利用できるクリニックを目指していきます。

※上記記事は2016.2に取材したものです。
情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。

下村 洋 院長 MEMO

  • 出身地:宮崎県
  • ライフワーク:障害者武道協会・理事としての活動、『働く犬ネットワーク』の活動をサポート
  • 好きな本:コウノメソッドでみる認知症診療
  • 好きな映画:『ダイ・ハード』
  • 座右の銘:一期一会
  • 好きな観光地:山中湖

グラフで見る『下村 洋 院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

CLINIC INFORMATION