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古賀 紀子 院長

NORIKO KOGA

お子さんからご高齢の方、身体の不自由な方まで
地域全ての人に開かれた眼科医院を目指す、眼科のかかりつけ医

日本大学医学部卒業後、日大光が丘病院、東川口病院、明海大学歯学部付属病院で一般眼科も含め、さまざまな臨床経験を積む。明海大学歯学部付属明海大学病院准教授を経て2017年、あい練馬眼科を開院(練馬駅より徒歩6分)。

古賀 紀子 院長

古賀 紀子 院長

あい練馬眼科

練馬区/桜台/練馬駅

  • ●眼科
  • ●小児眼科

父と恩師、それぞれの姿に導かれて眼科医の道へ

古賀 紀子 院長

私の父は産婦人科医をしていました。医療の世界がいつも身近にあり、医師を目指したのは自然なことでした。眼科医を選んだ理由は、大学時代の恩師のお陰です。教授の立場にありながら、患者さんの手当てを自ら行い優しい言葉をかける先生の人柄に魅かれ、その方の教室にお世話になりました。その先生が専門にされていたのが眼科だったです。
その後、医局に入ってからは神経眼科や小児の斜視・弱視を専門にされている先生の元でお世話になり、専門知識を学ぶことができました。卒業後は東京や埼玉の大学病院や総合病院で勤務。専門の小児眼科や神経眼科の他にも緑内障、白内障などさまざまな症状の患者さんを拝見しました。明海大学歯学部付属明海大学病院で准教授を経て2107年11月1日、練馬駅から近い今の場所にあい練馬眼科を開院致しました。(西武池袋線・西武有楽町線・都営大江戸線 練馬駅より徒歩6分)

全ての人に利用しやすいクリニックを目指す

古賀 紀子 院長

あい練馬眼科の「あい」という文字には藍色・目への愛、地域への愛などの意味や思いが詰まっています。大学が板橋にあったこともあり、練馬という地域にはもともと親しみがありました。新宿から10数分というアクセスの良い場所にも関わらず、ところどころには畑も残るなど、のんびりとした雰囲気もある練馬は、人情味もあふれるとても素敵な地域です。小中学校が多いにも関わらず眼科医がなかったこともあり、このエリアを選びました。開院を考えていた時には、近所の方からは眼科医がないから頑張ってくださいね…とのお声で背中を押していただきました。開院後も地域にある他のクリニックの方にアドバイスをいただくなどお世話になっています。
開院に際して大切にしたのは、どんな方でも気軽に来ていただけるクリニックにすること。車いすやベビーカーをご使用の方にも利用しやすいように完全バリアフリー仕様なのはもちろん、カラーユニバーサルデザイン(色弱や色覚障害の方にも見やすい色使い)を取り入れています。日本人に一番多い色覚異常の方が見分けやすいのが、青色系統の藍色だと言われており、暗幕の色やカーテンの色、ロゴマークなどは青を基調にしました。壁は白、床は茶色などコントラストをしっかりつけて、目の不自由な方にも利用しやすいようにしています。また、目の不自由な方には点字ブロックが頼りになりますが、脳梗塞で足が悪い方はあの5mmほどの高さでもつまずいてしまう原因になるのです。そこで当院では、オリジナルの凹んだブロックを作り院内に設置しています。他にも待合室の椅子は2種類の高さを用意。患者さんの年齢や体格に合わせて選んでいただけるように配慮しています。
実は、院内の内装を手がけて下さった業者さんは色覚異常をお持ちの方。内装の際にはその方の意見がとても参考になりました。また、点字ブロックのアイデアやロゴマークのデザインなどは、私の娘のデザインが元になっています。さまざまな人の協力のお陰で、どなたでも安心してご来院いただけるクリニックになったと自信を持っています。
入口の前には、お散歩中の方などが一休みできるようにベンチも置いて、お子さんからご高齢の方まで幅広い年代の方に来ていただきたいと思っています。クリニック開院の2017年は練馬区70周年の年。将来練馬区100周年をこの場所で迎えられたらとても幸せですね(笑)。

院内設備からスタッフまで患者さんのために

古賀 紀子 院長

私は今まで、さまざまな医療機関で勤務してきました。中には聴覚障害と精神障害の二つの障害をお持ちの方が利用する、複合障害施設で診察をした経験もあります。 院内の設備には、今まで経験したことや感じたことを活かして、患者さんがちょっとした不便を感じない場所にしたいと思っていました。
例えば、診察室の一角には「なんでも子供相談室」という小部屋があります。このお部屋は子供の色覚検査を始めとする検査や親御さんとの相談のために作りました。周りの目を気にすることなく、親子が病気と向き合える場所を作ってあげたかったからです。部屋は空調も独立しているので、プライバシーに加えて感染症対策にも役立っています。他にも、視力検査表は5m離れて測る標準視力表を導入。実は、視力検査は現在-5mの標準のものと2.5mの簡易的なが存在しているのですが、お子さんの場合、正確な視力を測るためにも、長い距離が必要なのです。また、眼科医必須の顕微鏡は2台を用意することで、流行り目など感染症の方も診察できるようにしています。
そして、患者さんに良い診療を提供するためには、設備や内装以外のソフト面が一番大切。患者さんとの診察に際しては写真をご覧いただき、分かりやすくご説明すると同時に必要に応じてメモなども書いてお渡ししています。また、耳の不自由な方とコミュニケーションできるようにと手話の対応も始めています。当院のスタッフは看護師や視能訓練士、受付など良いメンバーが揃っているのも特徴の一つ。患者さんへとのコミュニケーションをはじめとして、院内の雰囲気も和気あいあいとしているので来院された方にも好評で、私自身も優秀なスタッフに助けられています。また、当院の特徴として、患者さんが利用しやすいように院内処方を行っていること、早朝8時半から診療を行っていることがあります。ご出勤や学校に行く前や、遠方の薬局まで行くのが大変な方にご利用いただければと思っています。

近視や遠視、小児眼科から専門性の高い神経眼科まで幅広く対応

当クリニックでは、一般眼科、小児眼科、神経眼科という3科目の診察を行っています。一般眼科は成人の方の診療科目。近視や老眼、白内障や緑内障のほか、ドライアイや花粉などによるアレルギー症状に関してのご相談も大丈夫です。目がかすむ、見えづらい…など、目の不調を感じた場合には受診をおすすめします。
そして、小児眼科は、まだ目の仕組みが完全に発達していない年代のお子さんが対象です。生まれた時明るさが分かる程度の赤ちゃんの目は、いろいろな物をみることで発達し、3歳くらいで1.0の視力に達します。しかし途中に障害や何らかのトラブルでみえづらい状態があった場合には、視力の発達に影響を及ぼす可能性もあるのです。個人差はありますが、3歳くらいになれば、目の検査は可能ですので、目のことで気になることがあれば、お早めに受診ください。特に弱視は7~8歳くらいまでに治療をすることが望ましい症状です。早く訓練や治療を行うほど改善する可能性が高くなります。3歳児検診などで検査する機会がありますが、日頃自宅で片目を隠すなどして見え方を確認することもできます。お子さんの目の異常はなるべく早めに見つけて治療や訓練に結び付けてくだい。
神経眼科という診療科目はあまりお聞きになったことがないかもしれませんね。この診療科目はまぶたや目に加えて、目を動かす筋肉、視神経から脳神経まで関わってくる分野です。あまり専門的に手がけるクリニックは多くありませんので、診察を受けても原因が分からないと言われてしまうなど、ひそかに苦しむ方もいらっしゃいます。主な症状には物が2重にみえる、左右で瞳の大きさが違う、まぶたが下がる…などで、ボトックス注射など専門的な治療を行うことで改善することができます。また、こうした症状は脳出血や甲状腺の病気といった神経内科や内分泌系の疾患とも症状が似ているので、体の疾患を発見するきっかけになる可能性もあるのです。
当クリニックは地域の皆さんのかかりつけ医として、目の困りごとを解決したいと考えています。診察の結果、より高度の検査や入院・手術が必要な場合は大学病院や総合病院、個人の専門医など適正な医療機関をご紹介できますので、ご安心いただければと思います。

これから受診される患者さんへ

目の疾患は自分でも気付かないうちに進むことも少なくありません。特に、当院の専門にしている神経眼科や就学前のお子さんには注意が必要です。
お子さんの場合には、目の見え方の異常があってもなかなか自分で表現することができません。そのままの状態で過ごしてしまうことも多くあります。お子さんをみていて「テレビを前の方で見るようになった、頭を傾けてものを見ている、片方の目を隠すと嫌がる、目を細めることが多くなった気がする」…など目に関係しておかしな様子を感じたらご相談ください。また、大人の方であれば前述の通り「視野の一部が欠けて見えない、ものがずれて二つに見える、左右で瞳の大きさが違う」…といった症状は重大な病気の可能性があります。
目に関して不安な点があれば、遠慮なく当クリニックにいらしてください。ご相談だけでもかまいません。誠心誠意、診察の上、ご説明や治療を行います。

※上記記事は2017年11月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

古賀 紀子 院長 MEMO

眼科専門医

  • 出身地:千葉県
  • 趣味:ロードバイク(多忙なため、今は鑑賞中)、フィギュアスケート
  • 好きな本・作家:アガサ・クリスティ/赤毛のアン、池井戸 潤、漫画(弱虫ペダルなど)
  • 好きな映画:新海誠作品(君の名は など)
  • 好きな言葉・座右の銘:少しずつ前へ、時には横に時には後ろに
  • 好きな音楽・アーティスト:サザンオールスターズ、ウィンダム・ヒル(オータムなど)/クラシック(フィギュアスケートで使用されるもの)、ユーリ!!! on ICE サウンドトラック
  • 好きな場所:練馬区、スキー場(軽井沢、苗場など)

グラフで見る『古賀 紀子 院長』のタイプ

穏やかでやさしく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかでやさしく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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あい練馬眼科

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